長野県議会の6月定例会は、物価対策の補正予算案などを可決して閉会しました。
予算には、中野市の事件で殉職した警察官2人の遺族に支給する「賞じゅつ金」も盛り込まれました。
県議会は7日の本会議で物価高やコロナ対策など、総額211億円余りの補正予算案を可決しました。

補正予算には、中野市の事件で殉職した警察官2人の遺族に支給されるそれぞれ2500万円余りの「賞じゅつ金」も盛り込まれました。
また、新たに設置が決まった県議会の「少子化・人口減少対策調査特別委員会」の委員長に風間辰一(かざま・たつふみ)議員が選ばれ、初会合が開かれました。

8月に設置される県の「少子化・人口減少対策戦略検討会議」と足並みを合わせて、行政と議会で取り組みを進める考えです。

本会議のあとの会見で阿部知事は、7月1日に小川村で、合わせて6戸が浸水した被害について、県の災害復旧工事との関連を認め、「因果関係を明確にした上で、被災者の要望に真摯に向き合う」との考えを示しました。
■阿部知事
「県が行っている災害復旧工事と関連があると考えられることから、被害にあわれた皆さまに、まずは心よりお詫び申し上げます」

その上で阿部知事は、被災した住民から要望が出ている補償などについて「施工事業者との問題もあり、具体的にどういう対応が可能か、真摯に検討していきたい」と述べました。














