弘前大学医学部附属病院に新しい病棟が完成し、7日関係者が出席して竣工記念式典が行われました。新しい病棟は7月18日から稼働することになっています。

病院内で行われた記念式典には関係者約60人が出席し、弘前大学の福田眞作学長のあいさつに続いて、来賓として出席した宮下宗一郎知事が今後の連携強化への期待を述べました。

※宮下宗一郎知事の祝辞
「きょうは7月7日・七夕ということで私の願いは今回の新病の新設が大きく青森の医療に光をあてていってほしい県内全域に光があたってほしい」

弘前大学医学部附属病院の新しい病棟は外来診療棟の西側に整備され老朽化した第一病棟の機能が移転されることになっています。地上9階、地下2階の鉄骨鉄筋コンクリート造りで病床数は314です。災害拠点病院として運営できるように、自家発電設備が備えられていて、大規模地震などの災害時でも水や電気などが確保できます。また、光学医療診療部も移転し、内視鏡検査などの強化が図られます。

※弘前大学医学部附属病院 袴田健一病院長
「高度な医療にも対応できる病棟になったので患者さんには非常に安全な治療を提供できると思う」

新しい病棟は7月18日から稼働することになっていて、弘前大学医学部附属病院は今回の新病棟の西側にさらに第二病棟を移転新築する予定です。