フルーツの産地として知られる福岡県筑後地区で、夏にぴったりの新商品がお披露目されました。SDGsの理念のもとフルーツを有効活用し地域の活性化につなげようという取り組みです。

RKB堤千春「筑後地区のフルーツを使ったアイスボールそのまま食べても美味しいですが、炭酸飲料を注ぐと見た目にも映えますね」


フルーツの果汁を凍らせて作ったシャーベットその名も「CHIKUGO FRUITSPOPPiN‘」。去年の12月から梨と柿、そしてイチゴの3種類を販売し、今回、新たにブルーベリー・八朔・マンゴーが開発されました。


来月の発売を前にフルーツ王国・うきは市の道の駅を訪れた人たちに炭酸を入れたものを試食してもらいました。

試食した人「炭酸を入れることによって果物のうまみが増すというか」


実はこの商品、本来は捨てられるはずだった規格外のフルーツを使っています。特産品を有効活用し新しい商品を開発するこの取り組みは、自治体と地元企業が連携して地域活性化を図るプロジェクトの一環です。ネット販売などを通して地域の魅力が全国に広まることが期待されています。

九州電力情報通信本部・宮島真一ICT事業推進担当部長「地域を知ってもらって新型コロナが明けたら実際に足を運んでもらおうという願いを込めて作りました」

プロジェクトではほかにもフルーツを使った新しい商品の開発が進められているということです。