見えなくても。。。豆の「音」と「香り」で分かる珈琲
岡山市北区の洋食店で、その場で珈琲を焙煎し販売している男性がいます。

男性は生まれつき目が不自由なため、頼りは「音」と「香り」。癒しの時間を届けたいと焙煎する特別な一杯です。
(武川 浩昭さん)
「良いと思います。たぶん酸味もそんなに出ていないと思うので、苦すぎずという感じに焙煎できている。色はちょっと茶色より濃いめですかね。色は分からないですけれど」

珈琲を焙煎しているのは武川浩昭さんです。先天性の病気でほとんど目が見えません。そのため、焙煎をするときの頼りは豆の「音」と「香り」です。
(武川 浩昭さん)
「この辺の音かな、香りかな、というのは自分のなかで作られていった感じ。見えていない分、香りを感じやすかったり、音に敏感になれる」