ロシアによるウクライナ侵攻からあすで500日。ゼレンスキー大統領の側近がJNNの単独インタビューに応じ、反転攻勢をめぐり「一部でロシアの防衛線を突破した」と明かしました。
インタビューに応じたのは、ゼレンスキー大統領の側近の1人、ポドリャク大統領府長官顧問です。
ウクライナ ポドリャク大統領府長官顧問
「(東部の激戦地)バフムトがウクライナの管轄下に戻るのは時間の問題です」
先月上旬から始まったとされるウクライナ軍の大規模な反転攻勢。進軍の遅れも指摘されていますが、「ロシア側による地雷原やウクライナ側の兵器の不足は問題だ」と認めつつも「一部で防衛線を突破した」と明かし、「計画通りだ」と強調しました。
ウクライナ ポドリャク大統領府長官顧問
「すべて計画通りにいっています。参謀本部のシナリオ通りに行動できています」
また、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏が起こした反乱により「プーチン大統領の影響力は弱まった」との見方を示しました。
ウクライナ ポドリャク大統領府長官顧問
「プーチンはロシア軍で起きていることを統率できていない。公になっていませんが軍では多くの対立があり、それらは徐々に蓄積されています」
そのプリゴジン氏をめぐってはロシア国内に戻っているとされ、ロシアメディアは関係先が捜索を受け、大量の現金が発見されたなどと報道。プリゴジン氏の影響力排除に向けた動きの一環とみられます。
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