特色を生かして生き残りを図る街の書店
(大石アンカーマン)
「名駅のほど近く、名古屋市中村区にやってきました。こちらに、ある特色を生かした本屋さんがあるんです」
出迎えてくれたのは店長の堀江さん。2022年12月にこの店をオープンさせました。


(NAgoya BOOK CENTER 堀江浩彰 社長)
「名古屋駅の近くで、名古屋の本だけを扱う本屋をやってみたいと思い始めましたた」

実は置いているおよそ700冊すべてが「名古屋関連本」というのが店の売りです。

(NAgoya BOOK CENTER 堀江浩彰 社長)
「こちらは“なごやぐらし”というカテゴリーに分けていて、名古屋で生まれたり暮らしたことがある著者の本を集めた棚」

著者が名古屋にゆかりがある本を集めたゾーンです。
(大石アンカーマン)
「藤井聡太さんは愛知県瀬戸市ですもんね」
(堀江浩彰 社長)
「瀬戸はセーフです」

(大石アンカーマン)
「愛知の人なんだ名古屋の人なんだというと、食いつきはいいですか?」
(堀江浩彰 社長)
「この人も名古屋なんだこの人も愛知なんだということで、びっくりする人が多い」
また、一見名古屋とどう関係があるのか、分からないような本も…

(堀江浩彰 社長)
「こちらは絵を描いている方が愛知」

絵本の挿絵を描いた作家や、物語に出てくる舞台などが“名古屋”に関係あるのです。

愛知であれば名古屋関連本に含めてしまうアバウトさもありますが、どこにそれが出てくるのかを探す楽しさもあります。
そのほか、“大須”など名古屋を舞台にしたお話の本を集めた「なごやばなし」というコーナーや、コメダ珈琲やドラゴンズなど名古屋にまつわるネタを集めたコーナーも。


名古屋駅近くとあってターゲットは観光客ですが、地元の人にもぜひ足を運んでほしいと話します。
(堀江浩彰 社長)
「名古屋の人にも見てほしかった。こういう作家さんがいるとか、こういうネタがあるとか、こういう食べ物があるとか」