新潟市出身で楽天イーグルスのルーキー荘司康誠投手が5日、オリックス戦で待望のプロ初勝利をあげました。
これまで8試合に登板しながらも、いまだ勝ち星がなかった新潟明訓高校出身の楽天ドラフト1位・荘司康誠。立ち上がりは150キロを超えるストレートを軸に2者連続で三振を奪うなど三者凡退に抑え、初勝利に向け上々の滑り出しを見せます。
その荘司を援護したい楽天打線は2回。ランナー1塁において6番フランコが左中間を破るタイムリー2ベースで先制に成功。その後も打線は続き、一挙3点をもぎ取ります。援護をもらった荘司は2回以降、毎回ランナーを背負いながらも粘りのピッチングを見せ、6回まで無失点でマウンドを降ります。そして6対1で迎えた9回。酒居が登場し最後のバッターを打ち取り、6対1でゲームセット。
【荘司康誠投手(22)】
「勝てない期間が続いていましたけど、その間変わらず素晴らしい応援をいただいていたので、本当に感謝していますありがとうございます!」
9度目の登板で待望のプロ初勝利を手にしました。