西日本豪雨について、岡山県庁では、復旧・復興に向けた工事の進捗状況などを報告し、今後の取り組みについて話し合う会議が開かれました。



西日本豪雨からの復旧に向けたロードマップをもとに開かれた「豪雨災害復旧・復興推進本部会議」です。このうち、一時は入居者が9000人を超えていた仮設住宅については、きょう(7月5日)を持ってすべての供与を終了したことが報告されました。また復旧が着々と進む中、伊原木知事は西日本豪雨を「風化させないでほしい」と訴えました。

(伊原木隆太岡山県知事)「水害や地震などについて県民の皆さまひとりひとりがより良い対応をすることで、出来るだけ被害・犠牲を少なくしていくという心構えが必要だと思っている」

岡山県は引き続き、県民の防災意識の向上に努めるとしています。また、堤防が決壊した河川の改良・復旧については小田川の3つの支流と高梁川は今年度、砂川は来年度の工事完了を目指すことも確認されました。