盛岡広域の8つの市と町のごみを処理する新たな施設について調査・審議する組織が、5日盛岡市で初会合を開きました。来年度末までに施設整備の基本計画最終案をまとめる予定です。
この組織は盛岡広域の8つの市と町で構成され今年2月に設立された、盛岡広域環境組合の付属機関「施設整備検討委員会」です。
5日開かれた初会合で委員6人に委嘱状が手渡され、岩手大学の伊藤歩委員長が施設整備基本計画の策定について諮問を受けました。
検討委員会は施設の規模やごみ処理の方式、環境保全対策、施設の有効活用法といった全10項目が議題になります。
ごみ処理の方式については3段階で選考するということです。これらを整理して来年度末までに基本計画の最終案をまとめた答申を受けて組合が計画を策定する予定です。
新たなごみ処理施設は盛岡インターチェンジ付近のおよそ5ヘクタールの土地に建設予定で、稼働開始の時期は2032年度の見込みです。