飯田市の魅力を伝えようと洋菓子店が新たな商品を開発しました。


飯田市の中心部の「パティスリーポルカ」。

豊富な種類のケーキや焼き菓子などが人気ですが、今回、新たに作ったのがレーズンサンドです。

考案したのは福澤伸吾(ふくざわしんご)さん。

試行錯誤を繰り返し、半年ほどかけて完成させました。

■パティスリーポルカ 福澤伸吾専務                                         「地元の飯田市の特徴を出せる商品にしたいというところと、祖父の作ったお菓子の素材、父が作っているお菓子を表せるようなお菓子を作りたい」

極力、地元のものを使いたいと、信州産の小麦や卵のほか、市内の「喜久水(きくすい)酒造」の日本酒で漬けたレーズンを使用。

祖父と父がそれぞれ考案した白あん、そしてサブレを使いました。

名前は「結び(むすび)サンド」。

飯田の土地柄で助け合いを意味する「結い(ゆい)」にちなんで命名し、おむすび型にして地域や人とのつながりを表現しました。

■パティスリーポルカ 福澤伸吾専務                                               「今まで地元の人にたくさんお世話になったという感謝の気持ちを込めたところと、お土産になるようなお菓子を通じて飯田市を伝えていけたらと思って作った」

「結びサンド」は7月17日までクラウドファンディングの形で先行販売していて、9月ごろから店頭にも並ぶ予定です。