エンゼルス・大谷翔平(28)が日本時間5日に行われたパドレス戦で右中指にできたマメの影響で降板、4敗目を喫した。試合後、取材に応じ12日のオールスター出場について語った。
右中指の爪割れから中6日で登板した大谷、この日は右中指にできたマメの影響で6回に連続被弾を浴び降板。球宴前最後の登板は5回0/3、86球を投げ被安打7、被本塁打2、奪三振5、四死球4、失点5(自責点5)で防御率は3.32、今季ワーストタイの5失点で敗戦投手となった。
【大谷の一問一答】
Q:前回は爪が割れて降板し、今回はマメという発表ですが。
大谷:
いや、同じ感じですね、爪。治りきる前に投げた感じなので。前回と同じような感じかと思います。
Q:オールスター戦前3試合の打撃への影響は?
大谷:
いや、今日はちょっと気になったので交代しましたけど、様子見て出られるところは出たいと思っていますし、次の登板まで空くので、そこまでまずはしっかり治したいなと思います。
Q:オールスター戦では投げないということか?
大谷:
そうですね投げない方向でいくとは(思います)。ちょっと、無理なので。
Q:球速が少し落ちていたのは爪の影響ですか。
大谷:
そうですね、ちょっと力が入りづらかったりとかしていたので。要所では力を入れましたけど、最後の方はちょっと厳しかったかなと思います。
Q:トラウト選手が離脱、今日はレンドーン選手が負傷で交代。故障者が増えてますね。
大谷:
状況的にはちょっと厳しいですけど、出ている選手はみんな頑張っていますし、切り替えて、1勝1勝を積み上げていくしかないかなと思います。
Q:パドレス打線については。
大谷:
要所で点を取られたりとか、ランナーを出しながらもなるべく長い回を投げたいと思っていたので6回までそこそこ順調にいっていたかなと思うんですけど、やっぱり最後の回とられてしまったっていうのは、良い打線ですし、要所は押さえられたかなと思います。
Q:どの球種が爪が割れるのに影響しますか。
大谷:
全部じゃないかなと。もちろん使わない球はほぼないので、全体的に真っすぐもスライダーもスプリットも使うんじゃないかなと思います。
Q:不安があっての登板だったんですか。
大谷:
もちろん100(%の状態)ではないですけど、全員が全員1100%の状態で毎回登板しているわけではないですし。あるていどスケジュールを守りながらそのなかでピッチングをしないといけないので、その中で抑えたかったなっていうところで。最後の回、もったいなかったですけど。あの回しっかり抑えられていたら、まずまずだったんじゃないかなとは思います。
Q:5回無死一、三塁から力を入れた。無理をしましたか。
大谷:
全体的には力を抜きながら投げてはいましたけど、あそこは2番のソト選手から三振を取る場面なので、ある程度、力を入れてきました。
Q:オールスター戦での投打同時出場、本塁打競争の出場が注目されますが。
大谷:
ピッチングはもう今日で厳しくなったと思うので出れるところでなるべくでたいですし、頑張りたいなと思います。
Q:本塁打競争は。
大谷:
ダービーもたぶん出られないですかね、きょうの感じだと。
Q:負傷者が多く、チームも正念場ですね。
大谷:
そうですね、とりあえずオールスターブレークを挟むと思うので。そこまであと数試合、一番大事かなと思うので。そこでしっかり良い勝ち方ができればまだまだいけるんじゃないかなと思います。