刑務所の受刑者が製作した作品を展示・販売する企画展が、岡山市役所で始まりました。罪を犯した人たちの更生について、理解を深めてもらおうという取り組みです。

備前焼の焼酎サーバーに、丈夫な革製のトートバッグ。全て受刑者が手がけた作品です。

作品展は、犯罪や非行のない社会を目指す団体「社会を明るくする運動」が、受刑者の更生について、理解を深めてもらおうと行っているものです。会場には、岡山刑務所をはじめ、全国から集められた1174点が展示販売されています。

(岡山刑務所処遇部企画部門 井出忠司さん)「(受刑者が)どういう生活をしているか、更生に向けてがんばっているということを知っていただけると思います。受刑者の就業意欲、採用意欲に繋がると思います」
作品展は7月7日までで、売り上げの一部は、犯罪被害者を支援する団体に寄付されるということです。














