シャンパンタワーに頭皮改善スパ・・・新型コロナ対応に限って自治体が自由に使える“交付金”の使い道が国会で追及されました。385万円の高級車を購入した町の回答とは?

■シャンパンタワーに頭皮環境改善スパ代 交付金が出るワケは?


5月30日、国会の補正予算案の審議で立憲民主党は、「物価高騰は岸田インフレとも言うべき失策ではないか」と批判。

さらに新型コロナ対応に限り、地方自治体が自由に使うことができる「地方創生臨時交付金」についても追及しました。

立憲民主党 蓮舫 参院議員
「『ハッピーマリッジ応援事業』。シャンパンタワーとか、2次会の経費とか、頭皮環境改善スパ代とか、さらには10組を花火大会に招待、10組にウェディングムービーをタダで作ってあげる。ここに▼1.8億円国から交付をしています。これはどんなコロナ対応でしょうか?」



内閣府 地方創生推進室 次長
「減収が見込まれるブライダル関連企業等への支援と、結婚の機運醸成を図るため、入籍するカップルを対象に、カタログギフトを提供し、イベント等を実施する事業と承知しています」


■385万円のアルファードを購入 町の言い分は?

蓮舫議員
「人口1万3500人のある町です。国産の高級車を▼400万円で買いました」

ある町とは、長崎県の川棚町。実際に聞いてみると・・・

長崎・川棚町 総務課長
「購入したのは、トヨタアルファード。金額が▼385万6733円



ーーコロナの交付金を使う必要があったのか?

長崎・川棚町 総務課長
公共交通機関を利用した場合の感染リスクを下げるっていう、これを主眼に置きましたので」

町長や幹部職員が出張する際に使用しているといいます。

長崎・川棚町 総務課長
「私どもとしましては、きちんと正式な計画を出して申請して、認められたと考えてるんですよね。適正な審査を経て

自由度が高いとはいえ、「お金の使い方を厳しく見るべき」との指摘に岸田総理は、こう応じました。

「地方の説明責任と合わせて、そして国としてもしっかり検証をし、国民の皆さんにしっかり説明をする。こうした努力はしなければならないと思います」


■将来に禍根を残さない予算づくりを


小川彩佳キャスター:
▼2兆7000億円にものぼる今年度の補正予算案ですが、そのうち半分以上の▼約1兆5000億円が使い道が指定されていない予備費なんですね。この補正予算案どうご覧になりますか?

星浩TBSスペシャルコメンテーター:
問題は2つあると思います。1つは“コロナと名前がつけば何でもアリ”だということ。これまでジャブジャブ使われてきたんですけど、緊急時はしょうがないにしても、一段落したら今までの予備費と合わせて使い道をきちんと検証する必要があると思います。


もう1つは“財政民主主義に反する”ということ。予算というのは、「こういうふうに作り、こういう項目で作りますよ」ということをちゃんと国会に提出して、審議を受けて通るというのが原則。
それに反して▼1兆5000億円をジャブジャブ出すというのは、将来に禍根を残すことだと思いますね。