世の中のありとあらゆるものを長時間かけて検証し、独自ランキングを紹介する『ひたすら試してランキング』。MBS「サタデープラス」の清水麻椰アナウンサーが、朝食に欠かせない調理家電「トースター」を徹底調査。10時間かけて試してわかった、サタプラ的おすすめベスト5を発表した。

プロの知識「均一に焼くには、正しい食パンの置き方がある」


 年々機能が向上している「トースター」は、加熱方式も様々で、最近は「スチーム式」が売れ筋だという。今回は人気の16商品を比較!チェックポイントは、1)焼きムラ 2)トーストの味 3)機能性 4)手入れのしやすさ 5)応用性 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。


 パンの焼き具合や味、ピザトーストを作って比較した「応用性」の審査には、兵庫県西宮市の大人気ベーカリー「ブーランジェリー・フリアンド」のオーナーシェフ・谷口佳典さんが協力。谷口さんによると、トースターはスピードが大事で、早く温度が上がって表面がすぐに焼けると、パンの中に水分を残したまま外はカリッと仕上がるのだそう。さらに、実はトースターには正しい食パンの置き方があって、普通の食パンならへこんでいる方、山型の食パンであれば丸い山の方を手前にして置くと均一に焼き上がるという。

 まずは5つのチェックポイントの中から、気になる2項目をピックアップ。

「機能性」部門では、シロカの『すばやきトースター』(税込19,800円 ※番組調べ)は、冷凍したカチカチのパンもたった2分で焼き上げてくれる冷凍モードが付いている。

また、ドウシシャの『甘熟焼き芋&BIGオーブントースター』(税込11,880円 ※番組調べ)は焼き芋を焼くための専用ケースが付属していて、芯まで熱が通った甘い焼き芋が手軽に味わえる。

シャープの『ヘルシオ グリエ AX-GR2』(税込22,800 円 ※番組調べ)には、モーニングセットが一気に作れるという驚きの機能。食パンと一緒に生卵などの食材を鉄板に並べて加熱水蒸気で焼くと、トーストや目玉焼きが一度に完成する。