子ども時代の「体験格差」は将来に影響を及ぼすのか。夏休みを前に気になる調査結果が発表されました。「体験格差」を解消しようとするある取り組みを取材しました。

「とったぞー」
「(Q.何が採れましたか?)おっきいジャガイモ」
「ちょっと(土が)固い」
「(掘った土)ふわふわしてる」

夏休みを前に行われたジャガイモ掘り体験。この日、30人ほどの小学生が参加しました。これは子どもたちの「体験格差」を解消しようと開かれたものです。

「(Q.ジャガイモはどうやって食べる?)ポテト。弟がポテト好きだから弟が食べたがる」

「体験格差」とは、旅行やレジャー、習い事などを体験できる子どもとできない子どもの間にある格差のこと

きょう発表された民間団体の調査では、世帯年収300万円未満の家庭では、およそ3人に1人が学校以外の活動を1年の間に一度も行っていないことが明らかになりました。