毒を持ち、特定外来生物に指定されているセアカゴケグモ1匹が長野市の集合住宅で見つかり、県が注意を呼びかけています。
県によりますと、6月29日の午前9時ごろ、長野市篠ノ井御幣川(おんべがわ)の集合住宅のベランダで、住民がクモ1匹を見つけて殺虫剤で駆除しました。

住民が3日、県の長野地域振興局に連絡し、環境省の信越自然環境事務所が確認したところ、駆除されたクモはセアカゴケグモと判明しました。

セアカゴケグモは毒を持ち、特定外来生物に指定されていて、県内で確認されたのは6例目です。
これまでにかまれた人や健康被害を訴えている人はおらず、県と市が周辺を調査したところ、別の個体は見つかっていないということです。














