台湾の国会議長にあたる立法院院長が沖縄県の与那国島に向け、クルーズ船で出発しました。夕方には日本の国会議員を乗せて台湾に戻る予定です。

台湾立法院の游錫コン院長らは日本時間午前10時ごろ、北東部・宜蘭県の港からおよそ110キロ離れた沖縄の与那国島へ出発しました。定期航路の開設に向けた試験運航だとしています。

台湾立法院 游錫コン院長
「この直行便がこの地域と与那国の定期便のきっかけになればいい。そして、観光産業がもっと発展することを願っています」

一行は昼ごろ到着し、超党派の日華議員懇談会の議員らと交流、乗ってきた船で一緒に台湾に向かいます。

関係強化をアピールする狙いですが、中国が反発する可能性もあります。