けさ、熊本県に線状降水帯が発生し、河川の氾濫や橋の崩落など、大雨による被害が相次いでいます。今後も、十分な警戒が必要です。

濁流にのまれ、真っ二つに折れた橋。自宅に水が迫った住人が避難する様子も。

気象庁は午前6時半ごろ、熊本地方と阿蘇地方で線状降水帯が発生したと発表。益城町と山都町では、1時間に80ミリを超える猛烈な雨に見舞われました。

熊本県によると、益城町では線状降水帯が発生した30分後、「木山川」が氾濫。こちらは河川カメラの写真。普段、水の流れは少ないようですが、きょう午前8時半すぎには、川の境も道路の境も全く分からない状態になり、周辺が浸水。田畑だけではなく、住宅にも水が押し寄せているのが分かります。

そして、1時間に82ミリの猛烈な雨となった山都町では、濁流により橋が真ん中から折れるように崩落。午前7時ごろ、町内を流れる川は激流に。気付いたときにはこの状況、危険が迫っている住人がいました。

消防団員だという父親が子どもを抱えて避難。自宅の前は水に浸かっているのが分かります。その後、高台にある実家に避難することができました。

避難した住民
「7時過ぎくらいから急に(川の)水位が上がって来て、避難しようと思ったら(玄関が)水に浸かっていたので。初めての経験をしました」

気象庁は午後1時半にも再び熊本地方に線状降水帯が発生したと発表。今夜にかけて非常に激しい雨が降るおそれがあり、厳重な警戒を呼びかけています。