あす(8日)いよいよ開幕する夏の全国高校野球岡山・香川大会です。イブニングニュースでは注目校を紹介しています。今回は、昨年の岡山の夏の覇者、創志学園。4度の全国制覇を成し遂げた名将と臨む初めての夏です。選手らは「今年も甲子園の地へ」と意気込みます。

創部から13年、春夏あわせて6回の甲子園出場を誇る岡山の強豪、創志学園です。今年の夏、岡山大会の連覇を狙えるのは彼らだけ。甲子園の地でプレーした選手も残る中、強い決意で臨みます。

(上田晴主将)
「去年、夏の岡山県大会を優勝した分、自分たちが一番経験があると思うので、その経験を生かして『連覇』を意識して、監督は代わったけれど、変わらず『日本一』を目指してやっていきたい」

昨年の甲子園大会のあと、新体制となった創志学園。球児らを4度の甲子園優勝に導いた名将・門馬敬治さんが監督に就任しました。甲子園経験のある選手らにチームを鼓舞してほしいと言います。

(門馬敬治監督)
「甲子園のベンチに入っていた選手が4人いますけれども、その選手がどれだけ『思い』を皆に共有できるかがポイントだと思う」

新体制で臨む連覇のかかった夏は、守備も攻撃も「総合力」で勝負。門馬監督が掲げ続ける積極果敢な野球=アグレッシブ・ベースボールをモットーに練習に励みます。昨年、掴んだ甲子園への切符。しかし結果は1回戦敗退でした。

(竹本佑選手)
「甲子園を出ていくときにグラウンドをずっと見ていたんですけれど、あそこでやり返さないといけないところはたくさんあるので、『絶対勝つ』というのと、創志学園はまだ2勝できていないので、キャリアハイ(成績更新)として連勝できるように頑張りたい」

甲子園経験のある選手らがチームをひっぱり、新たな名将と岡山大会連覇へ。創志学園野球部の第2章幕あけの夏です。

(門馬敬治監督)
「『思い』を結果に結び付けられるようにともに戦うだけ」

(上田晴主将)
「目の前の一戦をしっかり戦って、その結果が『日本一』だと思うので、一戦一戦しっかり戦っていきたい」

いよいよあす(8日)開幕の岡山大会。創志学園は2回戦からの登場で、14日、岡山大安寺と岡山南の勝者と対戦します。