個人情報が誤って登録されるなどトラブルが相次いでいるマイナンバーカードについて、長野市で自主的に返納されたと見られるケースが、2023年4月以降9件あったことがわかりました。

長野市によりますと、市民のマイナンバーカードの自主返納は、4月に1件、5月と6月にあわせて8件ありました。

4月の1件については理由は確認されていませんが、5月以降の8件については「トラブルがあると報道で知り、不安になった」などの声が聞かれたということです。

マイナンバーカードをめぐっては、マイナ保険証に別人の情報がひも付けされるなどトラブルが相次いで発覚していて、全国でも自主返納が続いています。

担当の長野市役所市民窓口課によりますと、再交付には1000円が必要になることなどを返納を希望した人に伝えたものの、意思は変わらなかったということです。














