意図しない110番通報が相次いでいることを受け、長野県警が注意を呼びかけています。

県警は、長野県内36のドコモショップの店舗でチラシを配布するなど、誤発信への注意を呼びかけています。

2022年1年間の110番通報のうち、誤発信と確認できたものが13%と前の年から倍増しています。

さらに110番通報に対して通報者が気付いていないままの誤接続や、接続に対する折り返しに通報者が応答しないなどのケースを含めると、通報全体の25%を誤発信が占めています。

スマートフォンの一部の機種には、電源ボタンを複数回押すことで自動的に110番に発信する機能がついていて、草刈り作業や登山中の振動で偶然ボタンが押され、通報されたケースもありました。

県警は、スマートフォンの設定を確認するとともに、誤って繋がってしまった場合も、通話を切らずに間違いであることを伝えてほしいとしています。