エンゼルス・大谷翔平(28)が投手として2年ぶりにオールスター出場が決定した。3日(日本時間)に選手間投票とMLB推薦の結果が米スポーツ専門局ESPNで発表され、ア・リーグ投手に大谷が3年連続で選出された。

6月23日にオールスターファン投票の1次投票でア・リーグ最多得票の264万6307票を集めて最多得票となりDHでの3年連続3回目の先発出場が決まっていた。

2022年は2年連続で投手として選出されたが前半戦最後の登板から中5日でオールスターゲームを迎えたが、オールスターの3日後、後半戦初戦で先発登板することが決まっていたため打者に専念した。今年は中6日でオールスターを迎え、オールスターの3日後に試合が組まれている。

大谷は6月28日(日本時間)のホワイトソックス戦では7勝目を挙げたが爪が割れて緊急降板、「最初からちょっと割れてはいたので、それが悪化したっていう感じですね」と話した。今後は中6日で7月5日のパドレス戦に先発予定、そして、中6日でオールスターを向かえる為、ローテーション的には問題はなさそう。6月29日の試合前にはネビン監督(52)は大谷の球宴登板について「彼次第。私は彼に『ノー』とは言わない。限られた機会だしね」と登板を容認する発言をした。

ア・リーグを指揮するのはアストロズのD.ベイカー監督(74)そして、エンゼルスの後半戦最初のカードがアストロズ、しかもエンゼルスは2位のアストロズに2ゲーム差の3位、ベイカー監督の大谷の起用法にも注目される。