県内では夕方から夜にかけて雨の強まっているところがあり、気象台が土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意や警戒を呼びかけています。

きょう午後6時から9時までの3時間に降った雨の量は、南木曽が38.5ミリ、諏訪が32ミリ、長野市信州新町が25.5ミリ、松本24ミリ、上田19ミリ、佐久18ミリ、伊那17ミリなどとなっています。

この雨の影響で、小川村では、村内を流れる土尻川の水があふれ、近くの民家2棟が床上浸水、4棟が床下浸水しました。

午後4時半に避難指示が出されましたが、午後7時過ぎに解除されていて、けが人はいないということです。

雨の影響でJR中央西線は、岐阜県の中津川と上松の間の上下線で運転を見合わせていて、この区間では、1日は終日の運転見合わせが決まっています。

この区間を走る特急しなのは、2日も始発から午前10時台まで、上下あわせて8本の運休が決まっています。

また大糸線は1日の午後4時過ぎから信濃大町と南小谷の間で、篠ノ井線は午後6時過ぎから松本と聖高原の間で運転を見合わせていて、午後9時半の時点で再開には至っていません。

気象台は、1日夜遅くまで土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水の危険があるとして、注意、警戒をするよう呼びかけています。(午後9時30分更新)