前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で活動が活発となり、1日の富山県は大気の状態が不安定となっています。夜遅くかけて1時間に30ミリの激しい雨が降る見込みで、気象台は土砂災害への警戒、落雷や突風に注意するようよびかけています。

富山地方気象台によりますと、1日は華中から日本海を通り、北日本にのびる前線が夜にかけて本州を南下する見込みです。このため富山県内は1日夜遅くにかけて1時間に30ミリの雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みです。

先月27日午後9時の降り始めから1日午後4時までの降水量は立山町芦峅寺で190ミリ、上市町東種で181ミリ、黒部市宇奈月町で167ミリ、朝日町で149ミリ、魚津市で138.5ミリ、氷見市で116ミリとなっています。

1日に予想される降水量はいずれも多い所で富山県東部30ミリ、西部で30ミリと見込まれています。

気象台は1日夜遅くにかけて富山県東部は土砂災害への警戒、西部は土砂災害に注意・警戒、河川の増水や低い土地の浸水、落雷や突発に注意するよう呼びかけています。

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