低気圧や前線の影響で、大気の状態が不安定になっていて、気象台は、7月1日の夕方まで、長野県の南部や西側の地域を中心に土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。

県内では、明け方から断続的に激しい雨が降っていて、気象台によりますと、南部や西側の地域では、1日の夕方まで雷を伴った1時間に40ミリの激しい雨の降る所がある見込みです。

1日午後6時までの24時間に予想される降水量は、いずれも多い所で、南部180ミリ、中部150ミリ、北部100ミリとなっています。

気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水への十分な注意と、落雷や突風への注意を呼びかけています。

交通機関にも影響が出ています。

JR中央西線は、雨の量が規制値を超えたため、塩尻駅と岐阜県内の区間で上下線とも運転を見合わせています。

このため、特急しなのは、午前10時以降の列車が、運休または区間運休となりました。

JR東海は、中央西線の1日の運行については今後の天候次第としています。