熊本県を含む九州北部地方で、きょうの午後からあすの午前中にかけて線状降水帯が発生するおそれがあるとして、気象台は厳重な警戒を呼びかけています。

熊本地方気象台 永田和也 観測予報管理官「7月1日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。明るいうちに自治体からの避難情報に従って、早め早めの避難をお願いします」

気象台は、線状降水帯発生の予測情報を九州北部と南部地方に発表しました。

梅雨前線の活動が活発となるため、熊本県内では、あすの朝にかけて1時間に80ミリの猛烈な雨が降る見込みです。

あす正午までの雨量は、多いところで300ミリの予想で、線状降水帯が発生した場合は、局地的に、さらに増えるおそれがあります。

気象台は土砂災害や低い土地の浸水河川の増水や氾濫に厳重な警戒を呼びかけています。