大規模な火災が起きた諏訪市と茅野市にまたがる霧ケ峰で、高原の初夏を彩るニッコウキスゲが花を咲かせています。
諏訪市郊外の霧ケ峰・富士見台。

黄色が鮮やかな「ニッコウキスゲ」が、一面に広がります。

この一帯では、5月4日に起きた林野火災でニッコウキスゲの群生地の7割から8割が焼けましたが、当初の心配をよそに例年より1週間ほど早く花をつけたということです。

地面をよく見ると火災の名残がありますが、その横でニッコウキスゲの花が堂々と空を向いていました。

■観光客
「命の生命力すごいと思ったよかったです」 「忘れますよね、普段の仕事の疲れが一気になくなる感じで」

火が出たガボッチョ山周辺もきれいな緑が復活しました。
近くのドライブインの経営者によりますと、焼けたエリアの方が花芽が多いということで、今後の咲き具合に期待を寄せていました。
ニッコウキスゲは、7月の10日前後には一番の見頃を迎えそうです。














