長野県内の今週のガソリン価格は、1年ぶりに180円台を記録し、引き続き全国最高値となっています。給油に訪れた人からは、悲鳴に近い声も聞かれました。

26日時点の県内のレギュラーガソリンの小売価格は、1リットル当たり前の週に比べて1.7円上がって181.2円で、3週連続の値上がりとなりました。

180円台を記録するのは1年ぶりです。

また、ハイオクは192.5円、軽油は162.4円で、こちらもそれぞれ先週より1円以上値上がりしました。

いずれも全国で最も高い価格となっています。

■利用客
「きついよね、給料上がってないからね」                               「遠乗りが出来ない」                                            「回数を減らすとかしなきゃならない、そこらへんがきつい」

政府が補助金を段階的に縮小しているため、仕入れ価格が毎週1円ほど上がっているということです。

■平林SS 池浦正峰(いけうら・まさみね)所長                                        
「心苦しい高い状態が続いている。ずっと耐えてはいたが、非常に運営的にも厳しい状態になりまして」

こちらのガソリンスタンドでは、26日、やむを得ず3円の値上げを決断しました。

■平林SS 池浦正峰所長                                            
「(週末の)出かける時に(値引きで)値段を頑張るとか。選んでいただけるように努力している」

石油情報センターでは、次週も値上がりを予想しています。