愛媛オレンジバイキングスは28日、河野誠司選手が今シーズンをもって現役を引退することを発表しました。

河野選手は宮崎県出身の33歳。関東学院大学を卒業後、横浜ビー・コルセアーズや茨城ロボッツでプレーし、その後、B2・山形ワイヴァンズには5シーズン所属し、キャプテンを務めるなど中心選手として活躍しました。

中でも2021-22シーズンには3ポイントシュートの成功率で43.7%をマークしベ、スト3ポイント成功率賞(B2)のタイトルを獲得しました。

そして、今シーズン愛媛に移籍すると、ポイントガードとして59試合に出場、1試合平均3.8点、2.9アシストを記録しましたが、6月30日のシーズン終了をもっての退団が発表されていました。

引退に際し河野選手は「オファーをいただき、プロ選手を継続する選択肢もありましたが、私自身プロ選手を継続することよりも、子ども達の育成を本気でやりたいという気持ちが年々強くなっていました。11年間のプロ生活、これまでの私のバスケットボール人生において沢山の方に支えていただき、ここまでやってくることができました。これまで一緒に戦ってきたチームメイト、コーチ、スタッフ、スポンサーの方々、ブースターの皆さん、家族には感謝の気持ちでいっぱいです。今後は、これまでに培った経験や知識を子供達へ還元していきます!次の夢は、河野誠司と関わった子ども達の中から世界で活躍する選手を輩出することです。今後もバスケットボールには携わっていきたいと思っていますので、これからも河野誠司をよろしくお願いします。本当にありがとうございました」と感謝と決意を述べました。