不要になった食器を譲渡する「ガレージセール」が28日、天龍村で開かれました。

茶碗に、グラス、土鍋など、レトロな食器類がところ狭しと並んだガレージセール。

村の地域おこし協力隊が高齢者の自宅の掃除を手伝う中で、食器の片付けに悩む村民が多いことを知り、企画しました。

■地域おこし協力隊 前川未来(まえがわみく)さん                                                                                        「要らなくなったがもったいなくて捨てられない人も多かったので処分イコール捨てるのではなく欲しい方に持っていってもらえるというのはこちらとしてもありがたい」

かつては冠婚葬祭の行事が個人の家で開かれていたため、食器を100セットほど備えていた家もあったといい、村内の16軒から3000点以上が集まりました。

6月上旬に1回目を開催した際には、大きさによって100円から300円の箱代を払えば詰め放題とあって、2日間で100人以上が訪れたということです。

■地域おこし協力隊 前川未来さん                                                              「宝探しをしている感覚でキラキラした目で1個1個じっくり見てくれているのが印象的だなと思った」

ガレージセールは、7月にも開催を予定しています。