ロシア軍による激しい攻撃が続くウクライナ東部ルハンシク州の知事はウクライナ軍が撤退する可能性があるとの考えを示しました。
 
東部ルハンシク州のガイダイ知事は州の95%がロシア軍の支配下にあるとしています。

また27日には、「最後の拠点」とみられているセベロドネツクについても3分の2が包囲されたと明らかにしました。少なくとも1500人が死亡、住宅の9割が損壊しているということです。

そして、ガイダイ知事はウクライナ軍が捕虜になるのを避けるため、撤退せざるを得なくなる可能性があるとしています。

また、ゼレンスキー大統領は東部で苦戦が続いているとの認識を示したうえで次のように強調しました。

ゼレンスキー大統領
「ロシアが破壊と苦しみをもたらしても、私たちは必ずすべての街とコミュニティを再建します」

一方、プーチン政権にたびたび批判的な声をあげるロシア共産党員から反戦の声が上がりました。

議員
「ロシア軍の即時撤退を求めます」

ロシアメディアによりますと、極東ウラジオストクの地方議会で27日、共産党の議員がプーチン氏宛ての声明文を読み上げました。

「軍事作戦をやめなければさらに孤児が増える」などと指摘し、作戦の中止を訴えています。

これに対し、政権与党の知事は「軍の名誉を傷つけた」として読み上げた議員らを退場させたということです。