季節性インフルエンザ、2023年は早く流行し始めて長続きするおそれ?
日比キャスター:
基本に立ち戻ることが大事なのかなとも思いますが、これらの感染症以外にもインフルエンザが流行っており、6月には集団感染が確認されています。

東京・板橋区の小学校では4年生の学級閉鎖が、愛媛の小学校でも1年生の学年閉鎖と6年生2クラスの学級閉鎖があるなど、集団での感染が続いています。
こういった状況について松本先生に伺ってみました。この季節性インフルエンザというのは例年12月~3月、寒くて乾燥しているシーズンに流行する印象が強いです。しかし今年は9月から流行のおそれがあり、流行が早くて長くなるのではないか。もはや季節性ともいえないような状況になるかもしれない、ということです。

そして新型コロナウイルスについてもみていきますが、全国の患者の報告数は11週連続で増加ということになっています。26日には政府分科会の尾身茂委員も「第9波が始まっている可能性がある」と指摘しています。

松本先生は「手洗い・消毒、人が集まりやすい場所でのマスク着用など、出来る限りの対策を」と呼び掛けています。
ホランキャスター:
結局は、これしか私たち個人個人で出来ることはないというか、もちろん何か異常があったら医療機関を頼るということはそうなのですが、新型コロナウイルスがなかったとしても感染症というものはあらゆるところに、様々なものがあるので、もう基本だなと思います。
松田さん:
すでにあるものですから、まず基本的な対策をやっていくということ。あとはやはり、これから暑くなってもきますし、食事・睡眠等しっかりとって、身体のコンディションをいい状態に保っていくことも大事かなと思います。