学校の校庭にひと足早く夏祭りの掛け声が響き渡りました。青森県弘前市の小学校で27日ねぷた集会が開かれ、子どもたちが手作りの担ぎねぷたの運行を行ないました。

弘前市立致遠小学校では毎年、この時期にねぷた集会を開いています。これまでは屋内で開催してきましたが今年は全校児童365人が校庭に勢揃いして大行進にチャレンジしました。子どもたちが担いでいるねぷたは地元のねぷた絵師・工藤盛龍さんの指導で4年生以上の児童が授業の一環で作りました。日中の最高気温が31℃と今年一番の暑さとなる中、笛や太鼓の囃子にあわせて、子どもたちの元気いっぱいの掛け声が響き渡りました。

※渾身の掛け声の男子児童
「自分の限界を超えてやりました」
※6年生の女子児童
「熱かったけど初めての外での集会がすごく楽しかった」
※3年生の女子児童
「コロナの時は学校の中でお囃子とかをやっていたけどコロナが少なくなって外でできて良かった」

グラウンドには保護者や地域の人が集まり、一足早いねぷたの運行を楽しんでいました。