手軽な移動手段として、注目を集める「電動キックボード」。7月の法改正で一部のものは16歳以上であれば免許が必要なくなるなど、規制が緩和されます。それを前に警察では交通ルールなどを呼びかけています。
植野天斗記者「来月から、条件を満たした電動キックボードであれば免許なしで運転することができます。」

高さ120センチ、重さ30キロほどの電動キックボード。その手軽さから、新たな移動手段として、都市部を中心に利用者が増えていて、福島県内では二本松市で今年3月から観光での利用を目的に貸し出しが始まっています。
この電動キックボード、7月からは最高時速が20キロ以下で、車体の大きさなどの安全基準を満たしたものを対象に、16歳以上であれば免許がなくても運転できるようになります。
また、最高時速を6キロに切り替えられるものは、一部の歩道でも走行が可能になるなど規制が緩和されます。
しかし、全ての電動キックボードが法改正の対象になるわけではなく、警察では購入時には注意するよう呼びかけています。
県警察本部交通企画課・坂下浩一調査官「種類が違えば走行場所もルールも違う。(購入前に)種類を把握して、ルールや走行場所を確認して乗ってもらいたい」
警察では、今後各地で説明会を開き、電動キックボードの交通ルールを呼びかけていく方針です。














