東日本大震災に伴い計画された防潮堤の整備工事について、宮城県は気仙沼市の鮪立(しびたち)漁港での工事が、今年度末で完了する見込みと明らかにしました。一方、残る市内の3地区の工事完了は未定としています。
27日の県議会では、畠山和純議員が海岸防潮堤工事の完了の見通しについて質問しました。
畠山和純県議:
「計画された海岸防潮堤の復旧工事でまだ終了していない箇所は、気仙沼市の4か所です。地域の人たちは、一体いつ完了するのかと懸念を示している」

これに対し、県は計画する気仙沼市の4地区の防潮堤工事のうち、鮪立漁港の工事について、今年度末に完了する見通しを示しました。
県水産林政部 吉田信幸部長:
「災害復旧事業の鮪立地区においては、今年度末の完成を見込んでおり、7月に説明会の開催を予定しています」

鮪立漁港の工事は災害復旧事業のため、国の復興予算を活用し行われています。
一方、日門漁港、大浦・浪板地区、魚市場前地区の3地区については、新たに防潮堤を整備する県の公共事業となるため、予算や他の工事との調整に時間を要していて「完了の見通しを明確にするのは難しい」としています。
県は、今後も説明会を開くなどして住民に理解を求めていく考えです。














