盛岡市の高校で27日、生徒に政治への関心を持ってもらおうと、政党の幹部などを招いた特別授業が行われました。

 この特別授業は盛岡大学附属高校で3年生を対象に去年から行われているもので、リモートも含め国政政党の代表者10人も出席しました。
 生徒の代表は投票率の向上に向けたアイデアを出し合いました。「地域ごとの投票率に伴い、選挙管理委員会職員の給与を増減させる」、「会社や学校が投票のための休日を独自に設けることで投票の機会を確保する」、などといった具体的でユニークな案が発表されると、政党の代表者は熱心に耳を傾けていました。
 9月には知事選や県議選も控えていることから、生徒たちは自身の1票を無駄にしないよう、政治に対する意識を高めていました。