小学生ら21人が犠牲となったテキサス州の銃乱射事件。18歳の凶行をめぐり、銃規制を求める声と、銃で自衛する権利を訴える声の対立が改めて浮き彫りとなっている。悲劇の舞台となった街の銃販売店には、今日も訪れる客の姿があった。
こうした中、テキサス州では銃規制に反対する「全米ライフル協会」の年次総会が始まった。総会にはトランプ前大統領も出席するとみられている。「総会で重要な説明をする」先日、SNSにこう記したトランプ氏の発言が注目されている。

■乱射事件の州でトランプ氏何語る?“銃権利”主張の総会始まる


記者
「事件現場の小学校から5キロほど離れた銃販売店『OASIS OUTBACK』で、容疑者は犯行に及ぶ1週間前にライフルを買ったとみられています」

銃撃事件の容疑者が銃を購入した店


5月24日、テキサス州で小学生19人、教師2人が殺害され、17人がけがをした銃撃事件。

アメリカメディアによると、現場で射殺された18歳のサルバドール・ラモス容疑者は、犯行の1週間前にライフルを購入。翌日には銃弾375発、その後、別のライフルも購入していたということです。

サルバドール・ラモス容疑者は現場で射殺された


テキサス州内にある銃の販売店を訪ねると、事件後も銃を求める人の姿が見られました。

銃販売店の男性客
「私には若い娘が4人いるので、彼女たちの安全が優先事項。彼女たちの降りかかる危害を阻止する武器を用意することは良い考え」


テキサス州では、原則18歳以上なら誰でもライフルを購入できます。

父親と銃販売店に来ていた少年
「20歳になるころには、銃を持ちたい」


銃の販売店のオーナーは、事件後、“自らの身を守るため銃を購入する人が増加する見通し”を示しています。

銃を販売する側の問題について尋ねると・・・

銃販売店オーナー
「彼(容疑者)は18歳なので、(銃の購入は)合法です。問題なのは、明らかに彼に精神的な問題があったことです」

今回の事件について26日、小学生の子を持つホワイトハウスのジャンピエール報道官は「なぜ私たちはこの大虐殺と一緒に暮らすことを許し、こんなことを続けさせるのでしょうか?」と話しました。

米・ホワイトハウス ジャンピエール報道


事件があったのと同じテキサス州では、5月27日日本時間午後10時半頃から「全米ライフル協会(NRA)」の年次総会が行われています。

総会参加者の男性
「(学校への)侵入者に備えて教師にも武装させるべきだ」

この場には、トランプ前大統領も出席予定。総会前には・・・


トランプ前大統領のSNS(25日)
「イベントで重要な説明をする。アメリカは政治家や政党ではなく、本物の解決策とリーダーシップが大切だ」

総会でのトランプ氏の発言が注目されています。