交通系ICカード「ICOCA」の機能をスマートフォンに移行し利用できるサービスが、6月27日からアップルの「iPhone」や「Apple Watch」でも利用できるようになりました。

 これは、アップルの決済サービスである「Apple Pay」を利用して、ICOCAを使えるようになるものです。「iPhone」または「Apple Watch」に入っている「ウォレットアプリ」にICOCAを移行、あるいは新規発行すると、端末をかざすだけで改札を通過できチャージや定期券の継続購入も「iPhone」や「Apple Watch」で行えるようになります。

 また、「ICOCAアプリ」をインストールして、JR西日本の会員サービス「WESTER」に登録すれば、定期券の新規購入など、より様々なサービスを利用できるということです。

 ▽「iPhone」は、iOS16.0がインストールされた「iPhone8」以降
 ▽「Apple Watch」は、WatchOS8.7.1以降がインストールされた「Apple Watch Series3」以降が、それぞれ対応端末です。

 「ICOCA」のモバイルサービスは、今年3月からすでにアンドロイドの端末では利用できるようになっていて、約7万人が利用しています。