遺族が訴える警察の初動 5年経って…

夫を亡くした中村さん:「昨今でもいろいろ銃に関係する事件が度々やっぱり起きてます。そういう時にやっぱり警察の初動というものがどれだけ大事かと。主人が一番、命を落とした中でやっぱり今言いたいのはそれじゃないかなと思って」


記者:初動対応に不信感を募らせて裁判起こされている遺族がいますが改めてどう思いますか?
富山県警地域部長 谷川克也警視:
「中村信一さんのご遺族に対しましてはご本人のご冥福をお祈りするのとお悔みを申し上げたいという風に思っておりますけども、今おっしゃられたように裁判係争中でありますので私からコメントは差し控えさせていただきたいという風に思います」

「制圧訓練、用意はじめ。殺すぞ。刃物おして」
今月23日、県警は事件から5年に合わせて凶器を持った不審者への対応訓練を報道陣に公開しました。5年前と比べ、安全対策が格段に向上したとしていますが。


記者:「今の体制の中で繰り返さないと断言できる体制は整っているのか?」
富山県警地域部長 谷川克也警視:「それを私にここで約束をせえって言われるのは難しいんですけども。当時の色んなものを点検してその結果についてこれまで対応はしてきている。だけど時代もどんどん変わって行きますので普段の取り組みがおそらく必要なんだろうと…。二度と起こしてはいけないのは同じ気持ちであります」

