警察官と一般市民の命が奪われた奥田交番襲撃事件から26日で5年です。夫を亡くした女性は、かねてから「被告には生きて罪と向き合ってほしい」と願っていました。その悲しみは5年経った今も消えることはありません。
「おはようございます」
事件から5年を迎えた26日朝、かつて凄惨な事件の現場となった富山市の奥田小学校下では、地元住民らが通学路に立ち児童の登校を見守りました。
この事件は5年前、奥田交番に元自衛官の島津彗大被告(当時21)が押し入り、警察官を刃物で殺害。奪った拳銃で、奥田小学校の正門付近にいた警備員の男性を殺害し、2人の命が犠牲となりました。
事件が発生したのは、子どもたちがまもなく下校を始めようとする午後2時ごろ。日頃から子どもたちを見守ってきた最中に殺害された警備員・中村信一さん(当時68)の同僚たちが、発生時刻にあわせことしも静かに手を合わせました。
中村信一さんを採用した北陸綜合警備保障
河原二三夫さん:「私らのお願いしたことは実直に守ってもらえる、本当に信頼のおける警備員」
中村信一さんの同僚 小林弘幸さん:
「発生の時も今も変わらない気持ち、みんなお悔やみの気持ちがずっと続いている」
夫の死から5年。遺族の悲しみは今も消えていません。
中村信一さんの妻:
「事件当初は島津(被告)が憎くて、目には目をじゃないですけど、彼には極刑しかないとずっと思っていたけど、自分なりにこの事件と向き合うようになって時間を過ごす間に、だんだん彼には生きて罪と向き合ってほしい思いになってきまして。年数じゃないっていうのは最近感じている」














