7月9日に初日を迎える大相撲名古屋場所の新番付が発表され、上松町出身の御嶽海は番付を四つ上げ、前頭二枚目で臨むことになりました。
その御嶽海が所属する出羽海(でわのうみ)部屋は、22日から3日間にわたり木曽町で合宿を行い、公開稽古では会場が大きく盛り上がりました。
24日朝、木曽町の町民相撲場(すもうじょう)にやってきた御嶽海。
大相撲の出羽海部屋「木曽合宿」の公開稽古に参加しました。

合宿は22日から3日間行われ、最終日だけ稽古が公開されるとあって会場は大勢の相撲ファンでにぎわいました。

14人の力士の中、ただ一人の関取として白いまわしをつけた御嶽海。
拍手の中土俵に上がると、若手に何度も胸を貸し指導していました。

■御嶽海ファン
「近くで見ると全然違いますね。初めて見ましたがオーラがあって」 「ケガするんじゃないかと思うくらい迫力ありましたからね。御嶽海にはけがのないよう頑張って欲しいですね」
稽古のあとには、県内各地から集まった相撲クラブの子どもたちと御嶽海の対戦も行われ、会場は大いに沸きました。

■相撲クラブの子ども
「御嶽海重さも違ってすごく重くてでも押しやすくて面白かった」
土俵の外でも御嶽海の人気ぶりが伺えます。

料理好きの御嶽海がレシピをアレンジしたというその名も「御嶽海カレー」
この日だけの、限定販売とあってファンが次々と買い求めていました。
■買い求めた人
「すごい買いましたね。」 「せっかくなので。お相撲好きなので」
先場所7場所ぶりに勝ち越し番付を前頭二枚目まで戻した御嶽海。
三役、大関への返り咲きに期待がかかります。

■御嶽海関
「メンタル面で応援してくれる人がいるという心強いものをもらえたので勝ち越し以上しっかり目指してやりたいと思う」
ふるさとで行われた4年ぶりの合宿で心身ともにリフレッシュした御嶽海。
7月9日からの名古屋場所に臨みます。














