アメリカのバイデン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が電話会談しました。ロシアの状況やウクライナ軍の反転攻勢について協議したということです。

ゼレンスキー大統領は25日、アメリカのバイデン大統領と電話会談を行ったと明らかにしました。

「ロシアで起こっていること」について話し合ったほか、長距離兵器に重点を置いた防衛面での協力のさらなる拡大について協議したとしています。

また、ホワイトハウスによりますと、両首脳はウクライナ軍の反転攻勢についても意見を交わし、バイデン大統領はウクライナに対する揺るぎない支援を改めて伝えたということです。

反転攻勢をめぐっては、ウクライナの国防次官が24日、東部の部隊が複数の方向に同時に攻撃を始めたとし、全ての方面で進展が見られるとコメント。

イギリス国防省は25日、ここ数日、ウクライナ軍が大規模攻勢を行っているとの見方を示しました。

また、「ウクライナ軍は反転攻勢の最初の2週間で得た経験を生かし、戦術を洗練させている」「徐々にではあるが着実な進歩を遂げている」と分析しています。