社会の役に立てばという思いから、山口県下関市の72歳の男性が、高規格の救急車を市に贈りました。車体価格は2300万円です。

贈呈式には夫婦で出席し、車両の除幕が行われた後、目録と車のキーが前田市長に手渡されました。救急車は男性の名前から「ひでお号」と名付けられ、字は孫がデザインしました。男性は7年前までラーメン店を経営していて、今は地域の環境を守るボランティアをしています。個人が市に救急車を贈ったのは5年前の「てつお号」に続き2台目です。
救急車を寄贈した男性:「お金が貯まったのではなく、使わなかったから残ったんです。使い道がないので、どうせなら社会のために役に立つことがしたい。じゃあ第2の『てつお号』をしたいなと」

6月26日から下関北消防署で使われることになっています。














