警察組織内のパワーハラスメントついて、長崎県警では、昨年度、警察職員から69件の相談があり、3人が懲戒処分を受けていたことが分かりました。

これは、6月22日に開かれた長崎県議会総務委員会の中で、明らかにされたものです。

長崎県警では、2020年10月、佐世保警察署に勤務していた男性警部補が、上司の課長などから日常的なパワハラや、長時間労働を強いられ、自殺する事案が起きたことから、パワハラに対する相談体制を整備。

その結果、2022年度は69件、2021年度には71件の相談があり、懲戒処分も、2022年度は3人に、2021年度は1人に下されたということです。

長崎県警では、今後も、ハラスメントのない職場環境作りを最重要課題として取り組んでいきたいとしています。