愛知県蒲郡市では、お中元に人気のある特産の温室みかんの出荷が始まっています。


蒲郡市は、82軒の農家が年間1200トン余りの温室みかんを出荷する、全国有数の産地です。

温室みかんは贈答用として人気が高く、市内にある出荷場では、およそ20人の従業員らが箱詰め作業などに追われています。


この温室みかんは宮川早生(みやがわわせ)という品種で、皮が薄くて食べやすく甘みが強いのが特徴です。6月は雨が多く、生育が心配されましたが、例年通り、良い品質のみかんに仕上がりました。


(JA蒲郡市 柴田裕子さん)
「これからの暑い季節、食べる前に冷蔵庫で1時間ほど冷やしてから食べてもらうと、スッキリとした甘さで、とてもおいしい」

出荷のピークは、7月から8月上旬ごろまでだということです。