訪日外国人増加やSNSの影響で 大手企業も海外に販路

小笠原キャスター:
いま訪日外国人が非常に多く、来日して日本食を食べ、帰国後も本格的な日本食を求める人が多い。しかも、SNSで拡散をされて「日本には行ったことないのだけれども、食べてみたい」という人も多い。
日本国内の需要が減ってきている中、企業としては海外に販路を求めて、ということもあるということです。そして、大手企業もここに目をつけました。

【ドン・キホーテ】
▼日本:日用品や電化製品、高級ブランド品などを販売。「何でも手に入り、安い」というイメージ

▼アジア向け:「ドンドンドンキ」という名前で香港・台湾・タイ・シンガポールなど38店舗を展開。食品が非常に多く、安さよりも品質がいい、あるいは安全性を重視。

「ドンドンドンキ」香港の店舗ではこのように日本の食材を販売しています。
▼ブランド米「ななつぼし」:精米前の状態で日本から送り、注文を受けてから店舗で精米する。水分も多く、本来のうまみと甘みが楽しめる。
▼牛肉:香港では一般的に厚切りで販売しているが、「日本のしゃぶしゃぶはこうやって食べます」という“しゃぶしゃぶのレシピ”とともに薄切りで販売。
ホラン千秋キャスター:
その国に合わせて変えている部分もあるということですね。
井上キャスター:
逆輸入で日本でこれを出しても面白い気がしますけどね。
歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
こういうのは偽物じゃないですけど、海外で間違ったイメージがつくのを防ぐためにも、政府主導で大きいレストランとか、ショッピングモールみたいな物を建ててもいいかもしれないですよね。
ホランキャスター:
「日本館」みたいな
井上キャスター:
海外に持っていかれて、海外で展開されるよりも、日本から向こうに持っていって、お墨付きで信用できるみたいな。
今村さん:
出城じゃないけど、ちゃんと信用できるというのが日本らしいとこかな、と思います。