4年前の台風19号災害の経験から、支援物資を運搬できるドローンが長野市に贈られました。

プロペラを回転させながら上空に飛び立つドローン。

重さ20キロまでの災害用の救援物資を運搬することができます。

奉仕団体=日本ライオンズから大型運搬用のドローンが長野市に引き渡されました。

4年前の台風19号では浸水被害を受けた避難所に物資を届ける際、道路が寸断され運搬に時間がかかったことから、日本ライオンズが東京の企業に依頼し、この大型ドローンを作りました。

完全自動運航システムが採用され、荷物も自動で下ろせるのが特徴です。

この日は「未来型災害支援ターミナル」とよばれるドローンの格納庫も贈られました。

■日本ライオンズ 仁科良三(にしなりょうぞう)理事                               
「だから安心だよねというのが絶対ほしいんですよね。やり遂げたという感じここまでに災害がなくて良かった」

長野市は、今後、災害時にドローンを活用していく方針です。