9月に爆心地公園で開かれる催し『平和の灯』に向けて、長崎市内の小中学生が平和への願いを込めた“キャンドル作り”に取り組んでいます。

このうち城山小学校では22日、4年生およそ90人が牛乳パックに蝋を流し込んでキャンドルを作りました。

『平和の灯』は、キャンドルに灯りをともして原爆犠牲者を慰霊し、平和の尊さを伝えようと、毎年開かれています。

平和への願いを込めて、キャンドルの表面にメッセージや絵を描き入れます。

参加した児童:
「戦争とかは絶対にしてはいけないって。楽しく平和に笑って過ごしたいなって」

城山小で原爆の悲惨さを伝え続ける『嘉代子桜』を描いた児童もいました。

キャンドルは、市内の小中学校などで合わせて“3,500個”を目標に作られ、9月23日の『平和の灯』で一斉に灯りがともされます。