飲むのは冷水?常温?

三浦医師に、熱中症の対策について聞きました。
【対策1 水分補給】
▼水を飲むだけではなく水を飲む「習慣をつける」
タイミングは、外出前・帰宅後・就寝前
弁護士 八代英輝:
体の中から冷やすことも大事だっていうふうに最近言われるようになって、できるだけ夏場は冷たいものをとるようにしてます。
江藤アナウンサー:
夏になると(水筒の中身を)氷水にしています。やっぱり冷たいと飲みたくなるので。そうやって喉をうるおしていくというのは大事かなと思います。
恵俊彰:
水分は、常温と冷たいものとどちらがいいんですか?
三浦医師:
予防的に飲むものに関しては常温でも構いません。女性の場合とか、冷たいものを飲むと下痢をしてしまうとか、そういう方は自分に合ったもので。
ただ、熱中症と思われるときは、急激に体を冷やすということが重要なので、冷たいものを飲んでいただくということが重要です。
ご自身が自分に合ったものを、飲んで気持ちいいなと思うものをぜひ予防的には飲んでいただきたい。
▼朝食をしっかりとる
食事から水分・エネルギーを補給する
三浦医師:
英語で言うと、朝食はブレックファースト、いわゆる断食をいち早く破るということ。しっかりと朝ご飯、できれば温かい具だくさんの味噌汁をとっていただく。塩分、ミネラルもあり、腸の動き・吸収を良くすることで、1日の活動が良くなると思います。

【対策2 暑さに慣れた体作り】
▼ウォーキング30分またはジョギング15分
▼半身浴 毎日しっかりと汗が出るまで
三浦医師:
適切に汗をかいていただくということが重要です。冷や汗のようなベタベタの汗ではなく、サラサラの汗がかけるようになると暑さに慣れてきたサイン。
特にお子さんは、あせもにならないようにしっかり洗ってください。

【対策3 エアコン】
▼室内温度 28℃
▼湿度 40%~50%
温度計・湿度計を置いて、部屋の状態をこまめにチェックすることが大事です。
(ひるおび 2023年6月20日放送より)