甲子園の舞台を目指して今年も球児たちの熱い夏が始まります。
来月8日に開幕する夏の高校野球宮崎県大会の組み合わせ抽選会が、21日、行われました。
(大田愛理リポーター)
「4年ぶりの通常開催でどこか緊張した表情の選手たち。いよいよ初戦の組み合わせが決まります!」
4年ぶりに各校のキャプテンが一堂に会して行われた夏の高校野球県大会の組み合わせ抽選会。
県内の46校が参加し、順番に番号札を引いて対戦カードを決めました。
Aパート。
注目は、春の選抜高校野球「21世紀枠」の最終候補まで残り、今月開かれた県選手権を制している第1シードの高鍋。初戦の相手は去年の県大会ベスト4の都城泉ヶ丘です。また、第8シードの都城商業は、宮崎学園と対戦します。
(第1シード・高鍋 森下謙信主将・3年)
「21世紀枠では悔しい思いをして、人一倍悔しさをもって冬の練習に取り組んできたので、実力で今度は夏の甲子園に行くという強い気持ちをもって頑張りたい」

Bパート。
第4シードの小林秀峰は延岡商業と、春の県大会で優勝した第5シードの日南学園は、都城工業と対戦します。
(第5シード・日南学園 中村優太主将・3年)
「油断できる相手ではないので、その前の準備からしっかりして、夏の大会は勝てる試合を確実に勝つという力をつけていきたい」

Cパート。
第3シードの延岡学園は日向学院との対戦。そして、県選手権で準優勝した第6シードの日章学園は、都城西と対戦します。
(第3シード・延岡学園 濱岡蓮斗主将・3年)
「10年前の甲子園の決勝を自分も見ていたし、先輩方の悔しい思いというのは自分たちに託されていると思うので、今年は10年ぶりに(甲子園に)行こうと思っている」

Dパート。
秋の県大会で優勝した第2シードの宮崎商業は、宮崎第一と対戦。去年、甲子園に出場した第7シードの富島は、聖心ウルスラ学園との初戦です。
(第7シード・富島 尾前和茂主将・3年)
「初戦の相手がどこでも自分たちのモットーは一戦必勝なので、今大会全力で頑張る」

(第2シード・宮崎商業 松浦悠真主将・3年)
「初戦というのはどこのチームでも大変だと思うし、自分たちができることをしっかりとやって、しっかりと初戦を勝って、甲子園にいけるように頑張る」

また、選手宣誓は、抽選の結果、日向の長野大和主将が務めることになりました。
(日向 長野大和主将・3年)
「みんなの活気があふれるような選手宣誓をできるように頑張る」

甲子園の舞台を目指し、46校が熱戦を繰り広げる夏の高校野球県大会。
宮崎市のサンマリンスタジアムとアイビースタジアムで、いよいよ、来月8日に開幕します。日程が順調に進めば来月25日に甲子園出場校が決まります。














